乗馬 落馬の原因とは?落馬しないようにするには?

乗馬 

乗馬をやっていく上で、怖いのは落馬ではないでしょうか。

 

私も何度も落馬の経験がありますが、けっこう怖いです、できればしたくないものですよね。今回は落馬してしまう原因や落馬しないために気を付けるポイントなどを紹介していきます。

乗馬 落馬の原因とは?

落馬は乗馬を経験している方であれば、けっこうな方が体験しているのではないでしょうか。上手い人であれば落馬は少ないとおもいますが、それでも可能性はゼロではないですし、乗馬をしている以上、誰にでも落馬のリスクはあります。

 

それでは、どういったときに落馬が起きやすいのでしょうか?落馬の原因について、紹介していきます。

・馬が驚いたとき

馬は非常に憶病な動物で、物音や急な動きに対して、敏感に反応します。例えば、車のクラクションや、動物や人の急な動きなどに対して、過剰に反応してしまいやすいです。

 

そうしたことに対して、驚いた馬は、急発進をしたり、横に飛んだり、立ち上がったりと、騎乗している人の予測できない動きをしたりします。その予想外の動きについていけないとバランスを崩してしまい落馬してしまいます。

 

・馬が反抗し、嫌がったとき

馬は賢い動物ということで、騎乗している人を見ています。騎乗している人が嫌いだったり、舐めていたりすると、振り落とそうとかしてくる場合もあります。

 

馬にとっては、乗る人が手綱を引っ張ってしまったりすると口が痛くなりますし、ドスンドスンと座られると背中が痛いということで、苦痛なので、それから逃れようと反抗して、振り落とそうとしてきたりします。

・馬がつまづいたとき

乗馬をしていると馬がつまづくこともあります。馬がクビを下げすぎていると、重心が前にいってしまいつまずきやすくなります。

 

下にもぐってしまうように走っている場合には馬の首をあげる必要がありますが、それをしないと躓きやすいです。そしてつまずいてしまうと、リズムが崩れるので、それで騎乗者が前のめりになるようなかんじで、落馬してしまうこともあります。



・騎乗している人がバランスをくずしたとき

騎乗者が馬の動きについていけないと、バランスを崩して落馬の原因となります。駆け足、速足、並足などと動きが変わるタイミングでバランスを崩してしまい落馬することもあります。

 

あとは障害のときに落馬することもあります。障害の手前で馬が急に止まってしまい落馬するというのは、私もよく見たことがあります。

・腹帯がゆるくて鞍がずれたとき

腹帯をきっちり締めていないと運動したときにゆるみが生じて横にずれたりします。鞍がずれることでバランスが取れずに落馬してしまうケースもあります。これについては、事前にインストラクターの方がチェックすると思いますので、そこまで可能性としては高くないと思います。

運動していると腹帯が緩んでくることはありますので、注意は必要です。



乗馬 落馬しないためには?

どんなに上手い人でも落馬するときには落馬するので、絶対に落馬しないようにするというのは難しいと思います。それでもいくつか落馬のリスクを減らす方法があるので紹介していきます。

・バランス力を鍛える

落馬のリスクを減らすためには、やはり、バランス力を鍛えるのが大事だと思います。騎座がしっかりとしていて、馬の背中にハマっていれば、多少の動きがあっても馬の動きについていくことができます。

 

騎座のバランスが悪いとちょっとした動きで馬の重心とずれてしまい、落馬につながりやすくなりますので、自分のバランス感覚を鍛えるようにしていくのがいいかもしれませんね。

・パニックにならない

馬が驚いたりして、予想外の行動にでたときには、パニックにならないようにするのが大事です。騎乗してる人がパニックなって焦ってしまうと緊張で体が丸まってしまい、こわばってしまいます。そうすると背中が丸くなり、重心が前にいってしまい落馬しやすくなります。

 

初心者の頃は緊張するなとか、パニックになるなと言っても難しいのですが、このへんは意識しておくといいと思います(馬にコントロールされるのではなく、自分が馬をコントロールするという意識ですね)。

 

あと女性の場合、馬が予想外の行動をしたときに、つい、「キャー!」という感じで高い声をだしてしまうことがありますが、これは逆効果なので注意したほうがいいです。高い声でさらに馬が驚いてしまいますので、より馬が興奮して落馬のリスクがたかまります。

 

馬が興奮したときには、なるべく、低い声で「ほ~ほ~」、「ほーほー」と声掛けしてあげると落ち着きます。私も乗馬クラブや競走馬の牧場で働いていた時にけっこううるさい(興奮しやすい)馬に乗っていたときには、この声掛けをして落ち着かせてました。

 

また、扶助などによって、馬の意識を騎乗者に集中させておくと、馬の意識が緩慢にならずに周囲の環境に動じにくくなります。馬によそ見を差せたりする余裕を与えないようにするのが大事ということですね。

・落馬のリスクが少ない馬に乗せてもらう

馬によって落馬の危険度も違ってきますので、落馬のリスクが少ないおとなしい馬に乗せてもらうというのもいいと思います。

 

性格的に動じにくく、落ち着いていて、予想外の動きが少なく、落馬させた経験が少ない馬というのは初心者向けで、どこの乗馬クラブにもいると思いますので、そういった馬に乗せてもらうというのもいいのではないでしょうか。

乗馬 落馬についてのまとめ

乗馬に落馬のリスクはつきものですが、落馬で怪我をするということはまれなので、そこまで過剰に心配しなくても大丈夫だと思います。

 

外乗とかは別ですが、馬場での練習の場合は、下は砂になっていて柔らかいですし、プロテクターもあるので、怪我をする可能性は低いです。

 

落馬することによって、いろいろな気づきもあったりしますので、乗馬技術の向上につながるという意味で落馬が成長のきっかけになることもあると思います。ですので、あまり過度に不安にならないほうがいいかもしれませんね。

 

恐怖感や不安があるとそれが馬に伝わってしまいますので、あまり過度に落馬を恐れずに、今回紹介したことを意識して乗っていただければと思います。

 

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