2023年の3月に栃木県の乗馬クラブで、女性が馬に指を噛まれて切断するという事故がありました。
この事故は一体なぜ起きてしまったのか気になったので調べてみました。
乗馬クラブの指切断事故はなぜ起きた?原因は?
2023年の3月12日に、栃木県栃木市都賀町家中の乗馬クラブ施設内で起きてしまったそうです。
指を切断してしまったのは64歳の女性で「1人で馬の耳にカバーを付けるなど作業中」だったとのことです。
現時点ではあんまり詳細な情報というのはないようです。
一般的に乗馬クラブでは、耳カバーとかはつけることはほとんどないと思います。自分が通っていた乗馬クラブ、働いていた乗馬クラブでも耳カバーをつけることはなかったですね。
耳カバーをつけるのは、音に敏感な馬に対して、音を軽減するためにつけることがあるようです。
耳カバーを付ける必要があったということは気性に問題があったり、神経質なところがある馬だった可能性がありそうですね。
どんな馬だったのかは分かりませんが、気性が荒い馬を会員さんに任せたということであれば、乗馬クラブ側の問題があるといえるかもしれませんね。
噛み癖がある馬の場合は、噛むことがあるので、その情報を会員さんに伝えてなかったという可能性もありそうです。
・噛み癖がある気性の荒い馬だった
・耳カバーをつけるときにいやがる部分を触ってしまった
・強引に間違ったやり方で、カバーをつけようとしてしまった
このあたりの原因が考えられますね。
乗馬クラブで馬が噛む事故は多い?
乗馬クラブで、馬が指を噛んで切断するという事故は殆どないと思います。
基本的に、乗馬クラブの馬はおとなしい馬が多いですし、適切に、馬装したり手入れしたりしていれば、指を切断するほど噛んでくるということは稀だと考えられます。
競走馬の場合は、けっこう気性が荒くて、噛み癖がある馬もいて、私の知っている人も競走馬に噛まれてしまって、指を切断していた方が一人いました。
基本的に馬はおとなしくて、攻撃的な性格をしているものではないので、指を噛みちぎるほど強く噛むということはしてこないと思います。
力づくで抑えようとしたり、危害を加えようとしているときには防衛反応として噛んでくることがあるかもしれませんが、それは馬に問題があるというよりは、扱う人間のやり方に問題があるといえます。
馬の表情とかを見て嫌がっているのに無理やり、馬装しようとしたり、叱りつけたりすると反発して噛んでくる可能性はありますが、普通にやっていれば、そういうことはないと思います。
噛み癖がある馬のいる乗馬クラブで噛まれるということはたまにあるかもしれませんが、指を切断するほど噛まれることは稀だといえますし、そこまで心配しなくてもいいかもしれません。
乗馬クラブで馬に噛まれないために大事なこと
乗馬クラブであれば、馬が反発したりしてうまくいかないときには、スタッフさんを呼んで教えてもらうか手伝ってもらうのが一番です。
焦って馬装や手入れをやろうとすると、馬も不安になったり、怒ってしまって、噛んでくるリスクが高まるので、その点には気をつけたほうがいいですね。
馬を怖がらせたり、不安にさせないために、馬に声掛けをしたり、触る場所を気をつけたりするなどテクニックもいろいろあるので、そういうのをスタッフさんに聞いてみるのもありだと思います。
馬は基本的に優しい性格なので、いきなり噛むことは少なく、前段階として、嫌がる素振りを見せたり、耳を伏せて攻撃的な顔をしたりするなど段階を経ていくことが多いと思います。
そういった前段階を無視してさらに無理やり嫌がることをすると、「噛む」という防衛反応に至ることが多いと思うので、前段階の馬が嫌がっている状態で、扱いが難しいと感じたら、すぐにスタッフさんを呼んで対応してもらうのが一番です。
馬は警戒心が強い動物ですので、始めて乗る馬の場合は、その性格とか扱い方などもスタッフさんに聞いてみるのがいいと思います。
初心者の方であれば、気性がおとなしい馬に乗せてくれることがほとんどだと思いますので、あんまり心配ないと思いますが、嫌がることをしたり、噛み癖がある馬の場合は、噛んでくることがあるということは覚えておくのがいいですね。
人間が過度に馬にビビってしまって警戒していると、馬にもその警戒心が伝わってしまい、馬を警戒させてしまうので、そのあたりの馬の気持ちとか扱い方も徐々になれていくのがいいと思います。
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