乗馬の軽速歩は多くの方が一番最初につまづくところではないでしょうか。
私も初心者の頃はお尻がぼんぼんと当たって苦労してました(^^;。今回は初心者の方に向けて軽速歩のコツについて紹介していきます。
乗馬 軽速歩のコツは?
軽速歩は基本の動きなので、やろうと思えば比較的簡単にできる運動ではないでしょうか。ただ、うまくやろうと思うとなかなか奥が深くて、難しい部分もありますね。
やり方は単純で、馬の上に立つ座るを繰りかえすだけなので、見ていると楽に見えたりしますよね。ただ、実際にやってみるとなかなか難しい運動ではないでしょうか。
馬の動きに合わせて立つ座るを繰り返して反動を抜いていくことになりますが、最初の頃はリズムが分からずに、立つ、座るという「イチ、ニ」、「イチ、ニ」というタイミングがとりにくかったりしますね。
コツとしては、馬の動きを感じるということですね。馬の背中の動きを感じて、上に押し上げられるときに立って、沈み込むときに座るという感じですね。
この動きが分かるようになれば、あとはイチ、ニのリズムで立つ、座るを繰り返すだけです。「馬の動きに合わせて立つ座るを繰り返す」というこなので、やることは非常にシンプルではないでしょうか。
リズムを掴んだらあとは、鐙の上に立つというのができるようになる必要がありますね。初心者の方は下を向いてしまって、重心が前に行いってしまい前に倒れ込んで立てないという方が多いです。
しっかり前を見て、お腹を突き出すようなイメージで立ち上がるとうまく立ちやすいと思います。骨盤を前につきだすという感じですね。練習方法としては歩いている馬の上で立つという練習をするのがいいと思います。
私もこれはかなりやりました。大体慣れてくれば、ずっと立てるようになります。最初は難しいので馬のたてがみを持って手綱を引っ張らないようにして練習するのがいいと思います。
体をガチガチにして立つのではなく、リラックスして力を抜いて立てるようにするといいですね。いきなり上達するのは難しいので、すこしづつやっていくのがいいと思います。
並み足をしながら、練習する場合には、馬の振動で膝や足首を柔らかくして衝撃を吸収するように乗っていくとさらにいいですね。
乗馬 軽速歩のコツ 低くたつには?
乗馬の上手い人は軽速歩をしているとき、低く立つ座るを繰り返していますよね。
あれをやるコツとしては、立とうとしないことです。股関節を使って腰を前に突き出すという感じで立つようにすると低くたつことができます。
軽速歩のときに鐙の位置がずれてしまっていると、足の位置でバランスをとっていて、全体的にバランスがよくない、鐙を踏みすぎていると考えられ、この場合は、バランスが悪いので、低くたつのは難しいです。
まずは、鐙を動かさずに乗れるようにするのが先かと思います。鐙が動くことなく、重心にしっかり乗れるようになると、足の力を抜いて鐙をほとんど使わずに低く立つ座るができるようになってきます。
上手い人の騎乗姿をみると分かりますが、足の位置がほとんど動いていないですよね。一定の位置にあって、鐙を強く踏み込んだりすることなく、バランスよく乗れているからこそ、頑張らないで股関節を使って低くたつことができるということですね。
繰り返しになりますが、立とうと意識しすぎずに馬の動きに合わせるという意識を持っておくと、力を入れずに低く立つことができると思います。
乗馬 軽速歩の上達方法
軽速歩を上達するには、やはり、何度も乗るしかないですね(^^;
軽速歩はバランスが大事になってきますので、このあたりは経験を積んで、馬の重心と自分の重心を感じられるようにすると上達していくのではないでしょうか。
初心者の頃は、軽速歩をしたあとふくらはぎのあたりがパンパンになることがありますが、これは足に力が入りすぎている証拠です。力を抜いているとまったく足は痛くならないので、軽速歩でふくらはぎが筋肉痛みたいな感じで痛くなる場合は、まだ、足の力で立っているので、足の力を抜いて立てるように工夫していきましょう。
馬の動きにあわせる、立とうと意識しすぎない、足が前後しないようする、股関節を意識する、下を見ない、このあたりを気を付けて乗るようにすれば上達していくのではないでしょうか。
あとはどんどんインストラクターに質問していくのがいいかと思います。一番近くで見ているインストラクターがあなたの問題点を一番わかっているので、気になる点があれば、質問してみるのがいいですね。
乗馬は人に言っていることが違うというのは結構あるので、ネットの情報とインストラクターが言っていることが違ってくることもありますが、その場合にはインストラクターの指示に従ったほうがいいと思います。
インストラクターは実際に騎乗しいるあなたの姿をみて指導しているので、そちらのほうが的確なアドバイスだと思いますので、そのアドバイスに従っていくのが上達の近道だと思います。
遠慮せずにインストラクターに質問攻めにするくらいの気持ちを持っていれば、軽速歩もどんどん上達していくはずです。軽速歩は慣れるまでは辛いですが、慣れると非常に楽に乗れて気持ちいのでぜひ頑張ってください^-^
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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